会社員を辞め日本語教師になったワーママの日記

日本語教師になるため、会社を辞めたらコロナがやってきました。

日本語学校 対面授業が始まった!

◆現在の私の働き方

2020年秋に養成講座を修了し、去年2021年の4月から日本語学校で非常勤で働いています。

コマ数は期によってですが、週1日(4コマ)か週2回(8コマ)というペースです。

授業がない日はitalkiで個人レッスンをしています。

 

日本語学校でのオンライン授業

日本のコロナ鎖国で留学生は全く入国できない状況だったので

去年の4月から1年間は、入国前の学生とオンライン授業をしてきました。

私が所属する学校では、1クラス20~25人です。(オンライン)

italkiの個人レッスンとは訳が違う。。。

 

顔をきちんと映してくれる学生は半分しかいないし、

基本ミュートなので、学生に問いかけても反応までに時間がかかる。

学生が住んでいる地域によってはネット環境が悪く、

聞いていないのか、ネットのせいなのか、反応がよくわからない。

分かったのか分かっていないのか。。。。

 

「○○さん」「シーーン」というのを何度繰り返したことか!!!

 

内職している学生もいます。画面越しでも分かります。

手元にスマホなど色々な誘惑があるので4時間近く画面に集中するのは

無理な話と言うのもよく分かります。

 

こちらも学生を疑ってしまうことがあります。

でも実際はネットのせいだったり、実はちゃんと話を聞いていたのかもしれない。

 

そして雑談もできないから学生との距離がなかなか縮まらない。

これを長く続けると、勘違い、誤解、お互い不信感が生まれてしまうと感じました。

※もちろん授業は楽しいですが。

 

◆やっと対面授業が始まった!

3月中旬以降、少しずつ留学生の入国がスタートし、

この4月期からやっと!私にとっては初めての!対面授業がスタートしました。

 

それでもまだ入国できていない学生もいるので、対面とオンラインのハイブリッドクラスです。

 

今まで画面越しでしか会っていなかった学生、授業が楽しそう!!!!

1月ころはよく「分かりません・・・」とか授業途中でよくビデオOFFになっていたのに。。。

友だちとその日勉強した日本語を口ずさみながら教室を出ていく姿をみて、

これが対面授業の醍醐味なんだなと思いました。

 

学生と講師との距離はもちろんですが、

友だちと学べる、教え合える、教室の外でも日本語を話すチャンスがある。

 

授業後に話しかけてくれる学生もいます。

コスプレやらメイドカフェの話ばかりしている学生がいます。

寡黙だけど、なにやら一生懸命勉強している学生がいます。

同じ空間にいると「人となり」が分かります。

 

当たり前の事しか書いていませんが・・・

この当たり前のことが本当にありがたいことなんだと感じた1日でした。

 

おとなしい生徒さん

最近、日本に留学する前に会話練習したいという生徒さんからの予約が何件か入りました。

みなさんN2に合格しています。中にはN1を持っている人も!

でも、会話ができないから練習したいと。

 

実際に話してみると、たしかに。

語彙力や文法知識はあるのですが、人によっては日常レベルの会話も結構苦戦している様子。

私の英語力もそんな感じなので、

生徒さんから、文法は勉強したのに話せないんです!と言われると

分かるーーー!と、めちゃくちゃ共感します。笑

 

でも、最近私が悩んでいるのは、みなさん共通してとっても大人しいんです。

どんな話題だったら「それについて話したい!」と思ってもらえるのか

探りながらレッスンをしています。

 

意識しないと、自分ばかり話過ぎてしまったり、質問ばかりで一問一答みたいなレッスンになってしまったり、本当~~~に難しい・・・。

 

あくまで「会話レッスン」なので、話すことをメインにしないといけないし…。

というわけで、今度は日本語の「あいづち」について一緒に話してみようかなーと考えています。

 

なるほどー ええ 本当ですか?! 分かりますー! とかね。

 

どうすれば、心を開いてもらえるのか、悩む日々ですが

色々と試してみたいと思います!

italki 予約が入らなくて悩んだ話

italkiの講師を始めて10カ月くらい経ちました。

最初はほとんど予約が入らなかったのですが、最近は固定の生徒さんが増えてきて

レッスンを開けている日は予約が入るようになってきました。

(1日1件の日もあるよ!)

 

私は子どもがいるのもあり、オープンしているのは

平日、午前10時~17時です。(※日本語学校の授業がない日のみ)

 

italkiに講師登録した当初、レッスンの予約は最初はほとんど予約が入らなくて

その理由もよくわからなくて、他の先生のプロフィールや動画ばかり毎日見ていました・・・😢

 

おかげで、italki内の先生の顔がだいたい分かるように・・・笑

 

写真がいけないのかなーと思って、派遣カメラマンさんに撮影をお願いしたり、

  • サムネイルを作ったりもしました。
  • 動画も取り直しました。(大変~~~!)
  • それに、プロフィールも何回も書き直しました。
  • そして、自分は今何番目に表示されているのか毎日検索画面とにらめっこ!!

 

twitterを見ていると、「italkiで新規生徒さんを増やすには」のノウハウを語る方がチラホラいらっしゃいます。

そこに書かれているのは

・サムネイル

・極力スケジュールをオープンする

・レッスン内容を詳しく書く

・生徒さんの口コミ大事 などなど。

 

もちろんプロフィールとかサムネイルは大事です。

あと生徒さんからの口コミも。

 

でも1年やってみて思うのはなんだかんだ、結局italkiのアルゴリズムによる・・・ということ。笑

 

上位に表示されれば見つけてもらいやすくなるし

下の方に埋もれていたら、新規の予約も入りにくい。

最近やたら新規の生徒さんが来てくれるなーとおもったら上位に表示されているってことも多いです。

 

どうやったら上位に表示されるかは誰にもわからないので

私は気にしないことにしました!!!笑

 

人気の先生は日本時間の夜間にオープンしていることが多いです。

子供を寝せてからレッスンしている、という先生も結構いるみたいです。(twitter情報)

でも私の場合、ONとOFFの切り替えがうまくできないし、

子供が寝なくてイライラしそうだし、

そこは自分のできること、できないこと、やりたくないこと、を明確することがとっても大事だと思いました。

自分のためにも、子供のためにも。

 

夜にオープンすればアメリカやヨーロッパからもっと予約が入るんでしょうが

私はそれはやっていません。平日の日中だけです。

 

予約してくれるのは大体以下の通り。

・アジア圏の方(学生、仕事の合間にレッスンの人)

・日本在住の方(仕事の合間にレッスン、主婦)

・早朝にレッスンしたいヨーロッパの方

・平日21時か22時くらいに勉強したいカナダ・アメリカの方

 

サムネイル・・・大事だよ??

でも、これってどうなの?!なサムネの先生にも結構予約が入っていたりするので

気にした方がいいけど、最重要ではないと思うな―というのが私の意見です。

 

私は元会社員なので、どんな会社でどんな仕事をしていたのかをプロフィールに書いているのですが、

その話が聞きたくて予約しました、という生徒さんもいました。

 

扱っている教科書の名前をみて予約してくれた生徒さんもいたし、

本当に何がきっかけで選んでもらえるかなんで、分からないなーと思うのです。

 

あと私はitalkiで生徒でもあるので、私だったらどんな先生を選ぶかなーという目線でプロフィールを作るのもいいと思います。

 

という訳で、「私の何がいけないの?!」とか「ほかの先生は予約で埋まってるのにどうして私だけ・・・」とかあまり自分を責めないほうがいいよ!!

と、当時の自分に言いたいです。

 

以上です。

 

italki 英語力が足りなくて困ること

よく聞かれる日本語教師の英語力(外国語能力)問題について

今日は書こうと思います。

 

勤務先の日本語学校では直接法を使っているので

授業中、学習者の母語は極力使わないで、と言われているのですが

個人でオンラインレッスンとなるとそうもいきません。

 

私の英語レベル

私の英語のレベルは、初中級?B1レベルだと思います。

日常会話で相手の言っていることは大体分かります。

でも、yes/no以外の反応やコメントに苦戦するレベル…と言えばわかって頂けるでしょうか・・・

 

italkiは英語が話せる先生が多いですが

一応こんなレベルの私でもなんとかやっていけてます。

やっていけてはいますが・・・・やっぱり英語力~~~!と感じることが多々あるので

具体的に困っていることを紹介します。

 

italkiで英語力がなくて困ること

italkiで教えるにあたって、英語力がなくて困ることってどんなことだと思いますか。

 

今は便利な翻訳ツールもあるし、予約など、事務的なやりとりはほとんど困りません。

教えたい言葉があるときは、絵や写真と英語で伝えることができるので、

よほど抽象的な言葉でない限りそんなに苦労はしません。

 

私がいちばん困るのは、英語の単語を「これは日本語で何ですか?」って聞かれた時なんですよね…。

 

えー!そんなの、google翻訳で一発やん。って思いました?!

違います。そんな単純な話ではないのです。

 

たとえば先日「wild」は日本語で何ですか?って聞かれたんです。

ニュアンスや意味は分かるけど、そう聞かれると日本語でなんて言えばいいんだろうって一瞬固まりました。

 

Walesはちょっとwildです。wildは日本語で何ですか?」

 

ん~~~~

Walesはちょっとwild???なにが言いたいんだろう・・・・

 

当たり前だけど、英単語と日本語単語は対じゃありません。

ある文脈では野生だし、ある時は野蛮だし、ある時は自然のままと言い換えられると思います。

 

別の日には「side」は日本語で何ですか?

Castleのsideにたくさん家があって・・・・sideは日本語でなんですか?

という具合です。

文脈によってはそば、よこ、~側って訳せますよね。

 

だから、生徒さんが何を言いたくて「wild」「side」の日本語訳を知りたかったのか、そこから話す必要があるんですよね。

その時に生徒さんに英語であれこれ聞いたり、こういう時はこうでこうで、って説明したいんですが、私の英語力がなくてううううううぅ~~~ってなります。

 

この傾向は、私の場合フリートークの生徒さんが多いです。

フリートークじゃなくて教科書ベースに進めている生徒さんだと

まず場面設定があって、こういう時こういうんだよ、という流れの授業なので

日本語起点、分からないときに英語補足。

 

フリートークだと、生徒さんによっては英語起点で日本語に変換され・・・・「wild」は日本語でなんですか?という質問になるんですよね。

 

 

・・・・伝わりましたでしょうか。

まとめると、

 

こちらから場面提示+日本語表現➡ 補足で英語を使う・・・それほど困りません。

(あらかじめ説明の準備もできる)

 

生徒が言いたい文がある

➡英語から日本語に変換される。「wild」「side」は日本語でなんですか?と聞かれる。

➡生徒さんが言いたいことを理解し、

「英語ではそう言うけど日本語だとこうなんだよ」という説明のための英語力が試され、ううううぅぅとなる。

 

 

やはり、英語は必須じゃないとはいえ、

できたほうがぜっっったいにいいと思います。

・・・という、つまらない結論となりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

追伸

文法説明用の英語を確認したいときは、教科書「GENKI」をいつも参考にしています。

英語話者向けの文法積上げ式の教科書です。

課毎の導入文型をつかったミニドラマ?も無料で公開されています!!

 

genki.japantimes.co.jp

日本語教師デビューから1年。まだ学生に会った事がない!

日本語教師デビューから間もなく1年が経ちます。

言いたいことがまとまらないので、今の気持ちや状況をダラダラと書きたいと思います。

サラリーマン辞めて、思い切って動いてみたらまさかのコロナ…

でも意外と後悔はしていません。それは、自分で決めた道だと思えるから。

(うそ!預金残高見ると、時々後悔はする。ほんのちょっと。笑)

 

この1年、italkiはもちろん日本語学校もオンライン授業でした。

学生も本当にしんどかったと思います。

だって、大学を卒業して留学を決めたのに、留学先にいけるのがいつになるか

分からないまま、毎日自宅からオンライン授業を受けるんですよ。

 

オンラインでも授業を受けられるようになった!とも言えますが

期限が分からないまま、1年も2年もそれを続けるのは本当に苦しいことだと思います。

それも、貴重な若い時期に‥‥。

それにオンラインだけじゃ、よっぽど自律学習できる学生じゃないと全然話せるようにならないと感じました。

ノートに書く宿題だけじゃ本当に限界がある。。

 

教師の立場としてしんどかったのは、やっぱり学生との距離を縮めることが難しかったことです。

好きなことは、ゲーム、アニメ、写真を撮ること、バスケ、くらいの情報は分かるけど、それ以外、学生のことがよく分からない。そんな中で授業をするのは結構きつかったです。どんな所にすんでいるのか、どうして留学しようと思ったのか、そんな会話をする時間が欲しかったです。

 

もちろん、授業後に毎回質問をしてきたり、メッセージを送ってくれる学生もいますが

それは少数です。

 

学生と雑談の時間も取れないし、一対一で話す時間がほとんどない、

限られた時間の中でカリキュラムをこなすことにどうしても集中せざるをえない。

ネット環境のせいなのか、聞いているのか、反応もよく分からない。

質問を投げかけても、しーーーーん・・・

日本語学校での経験は、そんな1年でした。

(文字で読むとめちゃ辛そうに読めますが、もちろん楽しく授業はしていました笑)

 

 

途中で留学をあきらめてしまった学生もたくさんいます。

あの学生にも、あの学生にも会いたかったなー。

何月まで待てば留学できるよ、なんて誰も言えなかった。だって、いつこの「鎖国」が終わるのか、政府はなにも示さなかったから。

いつも検討する検討する〇月末を目途に検討するの繰り返し。

鎖国が政府の支持率アップによほど効果的だったんでしょうね。。

 

でも、やっとやっとやっっと今、学生たちが少しずつ入国できるようになってきました。

去年4月からずっとオンラインで頑張ってきた学生に、やっと会えそうです!!!

デビュー1年経って、対面授業未経験・・・

来月からどうなるのか緊張するけど、それ以上に、学生に会えるのが今からとてもとても楽しみです!!!!!

 

そしてどうかもう日本がまた鎖国をするような事にはなってほしくないです。

心からそう思います。

その理由の1番は、自分の仕事がなくなってしまうからです。

でも、それだけじゃない!!まじで。

こんなことをしていたらどんどん閉鎖的な国になってしまうし、子供たちのためにも、そんな未来にしたくない。

だれも留学(ビジネスも)に来ない国になるなんて、日本にとっても大きなマイナスでしかありません。

(来なくて結構という視野が超超狭い意見をたくさん見てびっくりした。)

 

コロナはもちろん怖いけれど、水際対策だって鎖国以外のやり方があるはずです。

ウィルスは国籍を選びません。

 

とりとめのない文章になってしまいましたが、

この国に漂う閉塞感、閉鎖的、保身、排外主義といったネガティブな空気をたくさん感じた1年だった。そんな中でも2年も待って日本に来てくれる若者がまだいるんだ、ということが言いたかったです。

以上です。

 

 

日本語学校とオンライン日本語教師の両立

現在、私は週に2回(4コマ+4コマ)日本語学校で授業をしています。

残りの日はitalkiでレッスンです。

学校の授業準備が大変すぎて、オンラインで教えるなんてできるの!?と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

私も最初のうちは、準備がかなーーーり大変で、夜中までパワポとにらめっこ。夫に若干あきれられていました。

でも最近は、前ほど時間がかからなくなりました。

 

おおざっぱに言ってしまえば「慣れてきた」という事が理由ですが、

今日はもう少しその理由を詳しく書きたいと思います。

 

1,他の先生と教材を共有するようになった

これは、会社員から日本語学校に来て一番びっくりしたことなんですが

共有する文化が本当にない!(ところが多い)

何十人、何百人の先生が「みんなの日本語第1課」の教材をそれぞれ作っているなんて

どう考えてもおかしくないですか??!

アホらしくないですか???!(口が悪い)

 

それでいて「準備に時間がかかる」と嘆いている人の多いこと多いこと!!!!

これはほんっとーーーーーにおかしいと思いました。

 

私は共有することに何のデメリットも感じていないので

養成講座時代の同期グループと、勤務先の同期の先生と教材を共有しています。

 

共有の方法は、SNS上で非公開グループを作成して

その中のフォルダに課毎や文型毎に教材をアップロードしていく形です。

 

準備時間の短縮にもなるし、新しい発見もあります。

ちょっと使いにくいなと思ったら手直しして使えばいい。

営業職時代も、提案書の共有は当たり前でした。

 

この共有の文化がこの業界にも、どんどん浸透していってくれたらいいな。

 

2,学校の授業とオンライン(italki)で教材を共有できること

私が勤務している学校では、初級は「みんなの日本語」なのですが、

italkiでは様々です。

「GENKI」や「まるごと」を希望してくる生徒さんもいます。

でも文法項目が同じなら、教科書が違っても同じ教材を使えることが非常に多いです。

生徒さんによっては、英語を書き加えて使う事もあります。

 

この仕事を始めたばかりの時は、授業の度に学校用にもitalki用にも準備をしていたのですが、

今では学校で使った教材をitalkiのレッスンに転用したり、その逆をすることもあります。

 

生徒さんから、「~たことがあります」ってなんですか?と質問がくれば、

その文法項目の教材を抜き出して使えます。

 

以上のように、

他の先生との教材を共有することに加え、自分の中でも学校・italki関係なく使いまわしがうまくできるようになったことが、時間短縮の最大の理由です。

 

教材の使いまわし(いい意味で)大事です!!

また、教材だけじゃなくて教え方の使いまわしも、できるようになってきていると感じます。

とはいえ、まだ1年も経っていないので勉強不足を痛感する日々ですが…。

という訳で今日は以上です!

 

 

 

italki 会話レッスンて何するの?

こんにちは。

そんなこんなで始めたitalkiですが、レッスン内容を考える上で私が一番悩んだのは

会話レッスンは何をすればいいの?ということでした。

 

文法レッスンは、日本語学校でもやっているし、私にとっては組み立てやすい。

でも自由度高めの会話レッスンは何が正解なのか分かりませんでした。

私のイメージにあるのは、フリートークのみ…。

 

実際、何をすべきなのか分からないままitalkiスタート 泣

 

最近、私の中でパターンができてきたので今日はそれをご紹介します。

 

その1 やっぱりフリートーク

このレッスンは、基本的に「中級以上の生徒さん向け」としていました。

たぶん、他の先生も会話レッスンは中級以上を条件にしていることが多いかな。

 

生徒さんでよくあるのは、とにかく話したい!という人。

基本的な文法はマスターしているので、とにかく話したいことをアウトプットすることが目的の生徒さんはこのレッスンを選びます。

上級になると、いろんな先生とのフリートークを渡り歩いている生徒さんが多い印象です。

 

自己紹介、仕事の事、国の事、政治の事(!)、とにかく話題は様々です。

生徒さんによっては、うまく日本語で表現できなかった言葉を私が共有画面に

メモすることもあります。

 

さきほど「中級以上」と書きましたが、実際には初級レベルの生徒さんともレッスンしています。

はじめは、私の英語力でレッスンになるのか、かなーーーり不安でした。

でも実際にやってみると大変だけど楽しい!

初級で会話レッスンなんて無理!と言って断るよりも、やってみるとおもしろい発見があるかもしれません。

 

楽しい理由は、やっぱり「生徒さんが伝えたい事」がまず第一にあるから。

文法説明は言いたいことを表現するためのもので、後からついてくる。

言い換えれば、どうしてこの文法が必要なのか既に分かった状態で、文法を勉強するから、吸収力・モチベーション高く学ぶことができる。

そして「伝えたい事」を表現できた時の喜びが本当に伝わってくるんです。

 

それから、普通に会話しながらも、私としてはいつ「~たことがあります」を使おうか、「~のが好きです」を使おうか、

新しい表現を追加するタイミングを考えています。

それが私にとっては楽しかったりします。

 

文法の先生が見たら、そんな順番で導入するなんて~~!と怒られそうです。

でもやっぱり、言いたいことがまず先にあって、それを達成するために文法知識を学ぶというこの方法が今の私の生徒さんに合っていて、

こんな語学学習もアリなんだなーと、新たな発見をした気分です。

 

その2 教科書を使った会話レッスン

フリートークに自信がない!とか、

順序だてて勉強したい、でも会話中心に!という生徒さんとは

教科書を使った会話レッスンをしています。

 

海外在住の方には「まるごと」、日本在住の方には「いろどり」を使っています。

どちらも共通しているのは、事前に生徒さんが自主学習することが必須であること。

 

たとえば、「まるごと」では教科書を持っていなくても無料で学べるオンラインコースがあります。

 

◇まるごとEラーニング

まるごとeラーニング | まるごとサイト (marugoto.org)

 

事前に生徒さんにはこれで学習してもらって、

私とのレッスンでは、勉強した課の内容や表現を使って会話をします。

 

入門L15だと、「~がほしいです。」「~を○○さんにもらいました。」「~を○○さんにあげました」という表現がでてきます。

これを使って、お互いの欲しい物や、プレゼントの話などをします。

気を付けているのは、文法じゃなくて、あくまで会話のレッスンだということです。

(つい、文法の説明をしたくなっちゃうけど極力がまん。必要に応じて説明もする)

 

レッスン回数を重ねるごとに、今まで学んだ表現を使って

フリートークもできるようになってきます。

これが生徒さんのモチベーションにもつながったりします。

 

 

いかがですか。ひとつ言えるのは会話レッスンて先生によって本当にいろんなやり方がある!という事です。

私もitalkiで生徒としてレッスンを受けることがあるのですが、

やはり先生によって様々ですし、教師としても勉強になることがたくさんあります。

 

私もまだまだ試行錯誤を繰り返す日々ですが、

どなたかのお役に立てたらうれしいです😊