会社員を辞め日本語教師になったワーママの日記

日本語教師になるため、会社を辞めたらコロナがやってきました。

日本語教師デビューから1年。まだ学生に会った事がない!

日本語教師デビューから間もなく1年が経ちます。

言いたいことがまとまらないので、今の気持ちや状況をダラダラと書きたいと思います。

サラリーマン辞めて、思い切って動いてみたらまさかのコロナ…

でも意外と後悔はしていません。それは、自分で決めた道だと思えるから。

(うそ!預金残高見ると、時々後悔はする。ほんのちょっと。笑)

 

この1年、italkiはもちろん日本語学校もオンライン授業でした。

学生も本当にしんどかったと思います。

だって、大学を卒業して留学を決めたのに、留学先にいけるのがいつになるか

分からないまま、毎日自宅からオンライン授業を受けるんですよ。

 

オンラインでも授業を受けられるようになった!とも言えますが

期限が分からないまま、1年も2年もそれを続けるのは本当に苦しいことだと思います。

それも、貴重な若い時期に‥‥。

それにオンラインだけじゃ、よっぽど自律学習できる学生じゃないと全然話せるようにならないと感じました。

ノートに書く宿題だけじゃ本当に限界がある。。

 

教師の立場としてしんどかったのは、やっぱり学生との距離を縮めることが難しかったことです。

好きなことは、ゲーム、アニメ、写真を撮ること、バスケ、くらいの情報は分かるけど、それ以外、学生のことがよく分からない。そんな中で授業をするのは結構きつかったです。どんな所にすんでいるのか、どうして留学しようと思ったのか、そんな会話をする時間が欲しかったです。

 

もちろん、授業後に毎回質問をしてきたり、メッセージを送ってくれる学生もいますが

それは少数です。

 

学生と雑談の時間も取れないし、一対一で話す時間がほとんどない、

限られた時間の中でカリキュラムをこなすことにどうしても集中せざるをえない。

ネット環境のせいなのか、聞いているのか、反応もよく分からない。

質問を投げかけても、しーーーーん・・・

日本語学校での経験は、そんな1年でした。

(文字で読むとめちゃ辛そうに読めますが、もちろん楽しく授業はしていました笑)

 

 

途中で留学をあきらめてしまった学生もたくさんいます。

あの学生にも、あの学生にも会いたかったなー。

何月まで待てば留学できるよ、なんて誰も言えなかった。だって、いつこの「鎖国」が終わるのか、政府はなにも示さなかったから。

いつも検討する検討する〇月末を目途に検討するの繰り返し。

鎖国が政府の支持率アップによほど効果的だったんでしょうね。。

 

でも、やっとやっとやっっと今、学生たちが少しずつ入国できるようになってきました。

去年4月からずっとオンラインで頑張ってきた学生に、やっと会えそうです!!!

デビュー1年経って、対面授業未経験・・・

来月からどうなるのか緊張するけど、それ以上に、学生に会えるのが今からとてもとても楽しみです!!!!!

 

そしてどうかもう日本がまた鎖国をするような事にはなってほしくないです。

心からそう思います。

その理由の1番は、自分の仕事がなくなってしまうからです。

でも、それだけじゃない!!まじで。

こんなことをしていたらどんどん閉鎖的な国になってしまうし、子供たちのためにも、そんな未来にしたくない。

だれも留学(ビジネスも)に来ない国になるなんて、日本にとっても大きなマイナスでしかありません。

(来なくて結構という視野が超超狭い意見をたくさん見てびっくりした。)

 

コロナはもちろん怖いけれど、水際対策だって鎖国以外のやり方があるはずです。

ウィルスは国籍を選びません。

 

とりとめのない文章になってしまいましたが、

この国に漂う閉塞感、閉鎖的、保身、排外主義といったネガティブな空気をたくさん感じた1年だった。そんな中でも2年も待って日本に来てくれる若者がまだいるんだ、ということが言いたかったです。

以上です。