日本語学校とオンライン日本語教師の両立
現在、私は週に2回(4コマ+4コマ)日本語学校で授業をしています。
残りの日はitalkiでレッスンです。
学校の授業準備が大変すぎて、オンラインで教えるなんてできるの!?と思っている方も多いのではないでしょうか。
私も最初のうちは、準備がかなーーーり大変で、夜中までパワポとにらめっこ。夫に若干あきれられていました。
でも最近は、前ほど時間がかからなくなりました。
おおざっぱに言ってしまえば「慣れてきた」という事が理由ですが、
今日はもう少しその理由を詳しく書きたいと思います。
1,他の先生と教材を共有するようになった
これは、会社員から日本語学校に来て一番びっくりしたことなんですが
共有する文化が本当にない!(ところが多い)
何十人、何百人の先生が「みんなの日本語第1課」の教材をそれぞれ作っているなんて
どう考えてもおかしくないですか??!
アホらしくないですか???!(口が悪い)
それでいて「準備に時間がかかる」と嘆いている人の多いこと多いこと!!!!
これはほんっとーーーーーにおかしいと思いました。
私は共有することに何のデメリットも感じていないので
養成講座時代の同期グループと、勤務先の同期の先生と教材を共有しています。
共有の方法は、SNS上で非公開グループを作成して
その中のフォルダに課毎や文型毎に教材をアップロードしていく形です。
準備時間の短縮にもなるし、新しい発見もあります。
ちょっと使いにくいなと思ったら手直しして使えばいい。
営業職時代も、提案書の共有は当たり前でした。
この共有の文化がこの業界にも、どんどん浸透していってくれたらいいな。
2,学校の授業とオンライン(italki)で教材を共有できること
私が勤務している学校では、初級は「みんなの日本語」なのですが、
italkiでは様々です。
「GENKI」や「まるごと」を希望してくる生徒さんもいます。
でも文法項目が同じなら、教科書が違っても同じ教材を使えることが非常に多いです。
生徒さんによっては、英語を書き加えて使う事もあります。
この仕事を始めたばかりの時は、授業の度に学校用にもitalki用にも準備をしていたのですが、
今では学校で使った教材をitalkiのレッスンに転用したり、その逆をすることもあります。
生徒さんから、「~たことがあります」ってなんですか?と質問がくれば、
その文法項目の教材を抜き出して使えます。
以上のように、
他の先生との教材を共有することに加え、自分の中でも学校・italki関係なく使いまわしがうまくできるようになったことが、時間短縮の最大の理由です。
教材の使いまわし(いい意味で)大事です!!
また、教材だけじゃなくて教え方の使いまわしも、できるようになってきていると感じます。
とはいえ、まだ1年も経っていないので勉強不足を痛感する日々ですが…。
という訳で今日は以上です!
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