会社員を辞め日本語教師になったワーママの日記

日本語教師になるため、会社を辞めたらコロナがやってきました。

日本語学校とオンライン日本語教師の両立

現在、私は週に2回(4コマ+4コマ)日本語学校で授業をしています。

残りの日はitalkiでレッスンです。

学校の授業準備が大変すぎて、オンラインで教えるなんてできるの!?と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

私も最初のうちは、準備がかなーーーり大変で、夜中までパワポとにらめっこ。夫に若干あきれられていました。

でも最近は、前ほど時間がかからなくなりました。

 

おおざっぱに言ってしまえば「慣れてきた」という事が理由ですが、

今日はもう少しその理由を詳しく書きたいと思います。

 

1,他の先生と教材を共有するようになった

これは、会社員から日本語学校に来て一番びっくりしたことなんですが

共有する文化が本当にない!(ところが多い)

何十人、何百人の先生が「みんなの日本語第1課」の教材をそれぞれ作っているなんて

どう考えてもおかしくないですか??!

アホらしくないですか???!(口が悪い)

 

それでいて「準備に時間がかかる」と嘆いている人の多いこと多いこと!!!!

これはほんっとーーーーーにおかしいと思いました。

 

私は共有することに何のデメリットも感じていないので

養成講座時代の同期グループと、勤務先の同期の先生と教材を共有しています。

 

共有の方法は、SNS上で非公開グループを作成して

その中のフォルダに課毎や文型毎に教材をアップロードしていく形です。

 

準備時間の短縮にもなるし、新しい発見もあります。

ちょっと使いにくいなと思ったら手直しして使えばいい。

営業職時代も、提案書の共有は当たり前でした。

 

この共有の文化がこの業界にも、どんどん浸透していってくれたらいいな。

 

2,学校の授業とオンライン(italki)で教材を共有できること

私が勤務している学校では、初級は「みんなの日本語」なのですが、

italkiでは様々です。

「GENKI」や「まるごと」を希望してくる生徒さんもいます。

でも文法項目が同じなら、教科書が違っても同じ教材を使えることが非常に多いです。

生徒さんによっては、英語を書き加えて使う事もあります。

 

この仕事を始めたばかりの時は、授業の度に学校用にもitalki用にも準備をしていたのですが、

今では学校で使った教材をitalkiのレッスンに転用したり、その逆をすることもあります。

 

生徒さんから、「~たことがあります」ってなんですか?と質問がくれば、

その文法項目の教材を抜き出して使えます。

 

以上のように、

他の先生との教材を共有することに加え、自分の中でも学校・italki関係なく使いまわしがうまくできるようになったことが、時間短縮の最大の理由です。

 

教材の使いまわし(いい意味で)大事です!!

また、教材だけじゃなくて教え方の使いまわしも、できるようになってきていると感じます。

とはいえ、まだ1年も経っていないので勉強不足を痛感する日々ですが…。

という訳で今日は以上です!